静岡県の大学・専門学校の求人【保健室の先生になりたい看護師・保健師向け】

静岡県は、太平洋側に位置し、東海道新幹線も通るなど、東西を結ぶ動脈に位置します。近隣の県よりも比較的教育機関が充実していて、4年制の大学は14校、短期大学は8校、専門学校は83校あります。

 

このうち静岡大学、浜松医科大学、静岡県立大学など国公立大学は5校あります。私立大学も聖隷クリストファー大学や常葉大学、静岡理工科大学などをはじめとして、マンモス大学にはほとんどの場合、保健室が設置されています。専門学校も83校あり、近隣の地方都市に比べると教育機関が充実しています。

 

静岡県の大学を見ると、静岡大学や浜松大学など、ほとんどが静岡市と浜松市に集中しています。ですから当然、保健室での看護師や保健師の求人は、こうしたエリアに集中します。

 

大学や専門学校での保健室で働く看護師や保健師の特徴として、勤続年数が長いことが上げられます。一般の病院やクリニックを見てみると非常に勤続年数が短いことが特徴となっています。これは、看護師や保健師は女性が圧倒的に多く、結婚・出産を機に辞めてしまうという人が多いためです。

 

しかし、大学や専門学校など学校での保健室での仕事は、病院の看護師や保健師に比べると勤務時間も規則的で、夜勤や残業は基本的にはありません。また、体力的にもデスクワークが多いため、長く続けることができます。

 

小中高校の保健室での勤務は、養護教諭という教員免許が必要になるため、看護師や保健師の免許だけではなれませんが、大学や専門学校の保健室は看護師・保健師免許でもなれます。このような理由から、看護師・保健師から大学の保健室への転職希望者が非常に多くなっています。

 

このような状況は、静岡県内の大学・専門学校にも共通しています。そのため、求人はあっても正職員ではなくアルバイトやパート、派遣といった雇用形態が多く、時給は他の職種よりも高くなっています。静岡県の場合、時給平均は1,600円くらいです。

 

安定という点では正職員を希望したいところですが、まずは実際の保健室の仕事をやってみて、自分にあっているかどうかを見極め、定年退職など空きが出る可能性もあるので、チャンスがあれば正職員の道も開けると思います。